コハウチワカエデ/庭木の種類の紹介
カエデ科カエデ属です。
カエデ科の中では最も大きくなる木です。
コハウチワカエデ(小羽団扇楓)の葉はハウチワカエデの半分程度で、小さいのでこう呼ばれれます。
別名のイタヤメイゲツのイタヤは、葉がイタヤカエデと同様に、板で葺いた屋根のように向こうが見えないほど、びっしりと生い茂り、美しい丸い葉を月に見立てたものだそうです。
葉は3つ〜9つ、多くは5つ〜7つに分かれて、裂片の先は細長く尾状にとがっています。
花期は4月〜5月。葉の展開に先駆けて開花しはじめます。1つ1つの花の直径は5mm程度のもので黄緑色。春の景色によく似合う色合いです。雄花と両性花が同じ株につく雌雄同株。
秋の紅葉は赤ではなく、黄色。美しく鮮やかな黄葉です。
落葉低木
樹高: 10〜15m
花 : 4月〜5月 5mm程度のもので黄緑色
紅葉: 10〜11月とてもきれいな紅葉を見せてくれます。色は黄色。
実 : 6〜9月成熟
※カエデ=モミジです。
モミジは「紅葉」と書きます。
モミジはカエデの通称、モミジとはすべてカエデなのです。
コハウチワカエデ(イタヤカエデ)の育て方
・ 植え付け時期
基本的に移植や植え付けは10月〜入梅までに行います。
寒冷地では12月〜2月の極寒期は避けます。
・ 植え付け用土
水はけの良い、肥沃な土壌に植えます。
日当たりを好みますが、2〜3時間の日光でも大丈夫。
日当たりが悪くなるにつれ、葉色が本来の美しさを発揮できなくなります。
・ 剪定方法
基本的には剪定を必要とせず、混んだ枝や邪魔な枝を間引く程度でかまいません。落葉期に剪定しますが、自然な樹形が持ち味なため、枝分かれした箇所で太い枝を切除して、細い枝に更新するように切るといいです。
・ 肥料
肥料は開花前に寒肥として油かすと腐葉土や堆肥を株周りに穴を掘り与えます。
・ 消毒
病害虫はほとんどつきませんが、気候により発生します。
テッポウ虫に注意です。
幹を食い荒らし、発見が遅れたら木を枯らしてしまいます。
5〜9月は幹周りをよく観察し、木の食べかすや糞が幹の周囲に散乱していないかチェックしてください。
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